プラチナエンド3巻7話の感想とあらすじ(ネタバレ)を考察してみた
楽しみにしていたプラチナエンド2巻が発売されて、ジャンプスクエアで3巻に収録されるであろう7話も読めて、プラチナエンド祭りでした。GW中ということもあり、ゆっくりと読めるのが嬉しかったです。
今回は新展開へとつながる話と新たな神候補の出現、メトロポリマンの素顔が分かるなど、見応え十分な内容でした。
それでは、あらすじや感想と少し考察のまねごとなどを書いていきたいと思います。
プラチナエンド7話ネタバレあらすじ
6話で、咲ちゃんの部屋で4人で話し合っているところ、突然ベランダ越しに現れた黒スーツの謎の男。悲壮感をかもし出しまくりのこの謎の男はだれ!?といったところで前回は終わりました。
7話は、その続きです。
とりあえず赤い矢を刺せと言う謎の男に向かって、矢を向けるミライと咲。しかし矢を射るのをためらう二人に、ナッセがあどけない顔しながら「矢を刺す必要はないよ」と、謎の男は嘘をついていない信じられる人だと言う。
その言葉どおり、敵意のない謎の男は、自分が神候補に選ばれた経緯を話し始めた。
名は、六階堂七斗(むかいどうななと)アパレル会社勤務だということが判明。末期癌で余命3ヵ月と医者に宣告されたその3ヵ月後に、天使が目の前に現れ、神になれば病気は治り千年の寿命が得られると伝えられ、妻子や家のローンのことが気がかりだった六階堂は神に立候補した。
しかし、13人の神候補がいると聞き、すぐに決着がつくか分からない状況に、自分の命のほうが先に尽きるのではないかと気づき、妻子にお金を残したい六階堂は、赤い矢を使い解決した。
だけど、赤い矢の使い方を卑劣な使い方だったという六階堂は、残された命は自分の出来ることをしたいと言い、メトロポリマンが神になることは全力で防ぎたいという考えを述べた。
また、三人の神候補の命を奪った球場でミライと咲を見つけた六階堂は、二人が良い人と理解したので、二人と接触を試みたのだと伝える。
そして、二人に神になる気があるのかと問い、ミライも咲も「神になる気がない」と答えると「神になろうなんてやつはまともじゃない!」とも言いフォローした。
さらに、他にも神候補を見つけたから探し出そうと提案する。手がかりは一枚の写真のみ。
なんとメトロポリマンの素顔が!
上層学園という高校に通うめちゃくちゃイケメンでした。
生流(せいりゅう?)奏(かなで)は学園の理事長の孫。
友人関係も良好で、ユーモアにあふれた会話もする。
親友的存在の南河(みなみかわ)に誘われて、過去に何度も行っている部活視察と言う名の「目の保養(可愛い子ウォッチング)」にいく。
弓道部の小百合ちゃんが弓を射る姿を二人で眺めながら友人の南河と高校生くらいの男の子なら普通にする恋愛トークなども交えながらの談笑。
しかしその会話の中で、なんでも1つ願いが叶うなら「亡くなった人を生き返らせたい」と奏は言う。
奏には妹がいて過去に亡くなっていたのですが、しかしお金持ちの家らしき奏の豪邸に帰ると、まるでスマートフォンの防水ケースのような頑丈そうな形をした大きなケースに、氷付けにされて飾られていました。
奏は、その妹と思われる氷づけにされた人に向かって「誕生日おめでとう」と言います。
プラチナエンド8話への布石
ミライ、咲、六階堂の三人で、残る神候補を見つける計画を練っていると、テレビのニュースで「連続女子中学生さつがい犯の少女A女子少年院から脱走」と言う速報が流れる。
脱走した少年院に置手紙が残されており、「私は可愛い女の子を三人をコロしましたが、ここを出て自由にあったら今度は可愛くない女の子をどんどんコロしてゆきたいと思います。」と書かれていました。
7話のあらすじはここまでです!
プラチナエンド7話の感想と考察
7話では、メトロポリマンの正体と目的が分かり、ちょっとスッキリしましたね。生きていたくないような深い絶望がないと現れない天使が、なんで奏の前に現れたのかが分かりましたしね。奏も深い闇を抱えているのがよく分かり、物語がどんどん加速していくような気がしました。
天使と神候補がある程度まとめてくれてより分かりやすくなったのでそれも良かったです。
考察1
ニュース速報で流れた脱走した少女は?
少年院を脱走した少女は、おそらく奏(メトロポリマン)に操られたと思っていいですよね。部活視察をしながら奏が南河にほのめかした計画の一部と合致しますもんね。
考察2
弓道部の小百合ちゃんとの絡みは?
弓道部の小百合ちゃんは、奏と南河のどちらかにフラグが立っていると考えていいですよね。セオリーどおりなら奏だと思いますが。
考察3
六階堂のスマホで撮影した神候補の少年は?
六階堂が見せた、神候補の一人であるスマホで撮った画像のパンクテイストの少年は、キモのすわった少年であると考えられると思いました。酷い状況の中で涼しげな顔でホットドッグを食べている姿は、絶対戦闘大好きと考えても良いのではないでしょうか。笑
プラチナエンド 2巻 / 小畑健、大場つぐみ |
プラチナエンド7話のまとめ
7話で判明したことは、メトロポリマンの正体と、目的。
判明していない神候補は5人いる。
赤い矢、白い矢の射程距離について。
主人公のミライも咲も、神にはなりたくないと言いきっちゃいましたが、どうなるんでしょうね。笑
6話でナッセが、「神にしたいんじゃない幸せにしたいんだ」と言っていましたが、神にならずに幸せになれるのかということも、気になってしまいます。