『怪盗山猫』最終回の感想。原作の結末とキャラ設定の違いは?続編くる?
日テレ・土曜日21時~
『怪盗山猫』
最終回ドラマの感想と原作について
最終回が終わってしまいましたね。
ハッキリ一言で言わせてもらうと「え?結局どういうこと?」こんなに謎が多く残る結末になるとは思ってもいませんでした。
『怪盗山猫』最終回ドラマの感想と原作の結末とキャラ設定の違いも紹介していきます。
『怪盗山猫』ドラマ最終回の感想
ドラマ『怪盗山猫』の一番謎だった『結城天明(ゆうきてんめい)』の正体。
人工知能(AI)という結末でした。
10年前にゆうきてんめいは死んでいたのです。しかし、結城の頭脳を関係者や政治関係者が隠し財産を使い、頭脳だけコンピューターに移植して復活させたというもの。
関本はゆうきてんめいに共感し、自らの意思でゆうきに下った。
関本の山猫が今まで動いていたことは、無駄だった。結局関本に踊らされていただけなんだとわかった山猫は関本を日本刀でぶすり。
山猫は自さつを計ろうとするが・・・。
え?なにこれ?バットエンド?
明るいノリと軽い感じが面白くて気軽に見ていましたが、最終回の結末は仲間に裏切られまくった山猫と、たくさんの謎を残したまま終わってしまいましたね。
真央と里佳子が生きていることは想像ついていましたが、関本がゆうきてんめいだとは思っていませんでした。勝村にも裏切られ、関本にも裏切られ、今までやってきたことが無駄だとわかり、そりゃしにたくもなるわ(笑)
真央と里佳子だけは最後まで仲間でいてくれたのが良かった。
ところで、『怪盗山猫』の最終回ではたくさんの謎を残していきましたね。
山猫と関本と勝村はどこへ行ったの?
関本は生きているの?
真央が少年鑑別所から出てきた時に里佳子にメールを打ってたけど、里佳子は捕まってなかったの?
なんで最後に山猫のへたくそ(おっと)な歌が聞こえてきたの?山猫は里佳子と一緒にいるの?
最後まで私の頭の中は「???」で終わってしまいました。これは続編があるということなのでしょうか?じゃないとモヤモヤしすぎて納得できないんですが。
続編がくる布石にしか思えない最終回の結末。
早く続編を作ってください!
『怪盗山猫』原作とドラマのキャラ設定
『怪盗山猫』は、原作と大きく設定が違います。
山猫は基本的に同じだけど、小説のほうは落ち着いた大人という感じ。
結城天明(ゆうきてんめい)
原作オリジナルキャラクター。正体は人工知能(AI)でした。
勝村英男/成宮寛貴
雑誌の編集記者という点は同じ。
原作では善人で、ドラマでは悪人。
また、原作ではさくらに好意をもっているが、ドラマでは好意をもたれている。
桐島さくら/菜々緒
正義感がある刑事で、思いっきりドラマでは勝村に恋をしています。原作だとお姉さん系のキャラクターなので、少しイメージが違います。
関本修吾/佐々木蔵之助
原作では仲間にはならず山猫を追い続ける刑事役。銭型刑事みたいなもの。ドラマでは仲間として行動していたが、実は敵側だったという重要な役。
高杉真央/広瀬すず
原作では中学生の男の子ですが、ドラマでは高校生の女の子。
宝生里佳子/大塚寧々
ドラマではストレイキャットのバーテンだが、原作ではジュエリーショップを営んでいます。
特に勝村の設定が大きく変わっていますね。
ドラマでは天命の配下で殺し屋『カメレオン』であり、山猫の敵なのです。原作では山猫と勝村がw主人公では?といわれるぐらいのキャラクターだったこともあり、この展開には驚きました。
なぜドラマと原作の設定が違うのか?
これは、原作の作者である神永学さんがドラマのオファー時に原作より面白くすることを条件にOKを出したからだと思われます。
原作の結末は?
原作では、誰かが山猫の名前をかたり、山猫を強盗殺人の犯人へと仕立て上げる。山猫が逃亡しながら調べていくと、強盗殺人事件はある麻薬密売ルートへと繋がっていることがわかった。そこには警察内部が絡んでいることがわかった。
そこへ警察が関与しているという事件の全貌を知った勝村と桐島さくらも事件へと巻き込まれ、事件関係者により捕まってしまいます。
山猫は関本に自分が捕まることを条件に勝村とさくらの救出を依頼しますが、2人を奪還するための作戦であり、隙をついて山猫逃亡。
勝村と桐島さくらは開放されて、ちょっといい雰囲気になってEND。
原作とドラマの結末は全くの別物になっています。勝村とさくらがいい雰囲気になる原作の設定は変えて欲しくなかったなぁ。ドラマ内のさくらが泣いたシーンが可哀想で可哀想で。
もし続編があるなら、なんとかしてください!(設定的に無理か)
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まとめ
原作とドラマの結末の違いは、原作では【山猫活躍エンド】ドラマでは【山猫鬱エンド】ということでしょうか。ドラマの続編があるなら、山猫鬱エンドにならない希望はありますが。
『怪盗山猫』の最終回は謎が多く残ってしまいましたね。しかし、これは続編への布石だと思ってもいいのではないでしょうか?!私はそう信じております。