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雪納豆は岩手の伝統的な納豆!雪割納豆との違いと作り方

 

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雪納豆とは岩手のレジェンド納豆です!

 

雪納豆と呼ばれるまぼろしの納豆をご存知ですか?

厳しい東北の寒い中で生まれ、雪国だからこそ作り得た納豆なのですが、一度、途絶えたこともある伝説クラスの価値ある岩手生まれの納豆を雪納豆と呼ばれています。

 


市販は一切されていないようで、入手方法は伝統を受け継がれた方と知り合って、交渉するしかないということです。

手に入れにくいということでレア度が高まります。


その、最大の特徴は、納豆作りの手順で大豆を発酵させる際に、雪の中に入れて納豆を作りあげるのが雪納豆と呼ばれるゆえんのようです。


普通、納豆の発酵に必要な温度は40度くらいなので作り方そのものもとても珍しい手法となっています。


しかも製法上、一年中食べれるものではないですね。
豪雪地方で雪が積もったときしか食べれなさそうです。

 

 

雪納豆の作り方

【材料】

大豆、

納豆

ワラつっとう【わらつと(ワラを束ねたモノ)】

むしろ(グルグルに巻いて温度を確保)

ワラ

 

【作り方】

①大豆を指で押しつぶすせるくらい位やわらかくなるまで煮る。

②ワラつっとうを作り、大豆に買った納豆を入れてかき混ぜ、温かいうちにワラつっとうにすばやく入れて結ぶ。

③むしろにワラを敷き、納豆つっとうを丁寧に並べ、その上に大根の干し葉を熱して回りにあて、きつくゆわえる。

④熱を逃がさないように雪穴を1mくらいの深さに掘り、ワラを敷き、納豆をいれたむしろを穴に入れ、更にワラを上にかけて雪を乗せ重みにする。

2昼夜で、おいしい納豆が出来上がる。

引用:http://www.town.nishiwaga.lg.jp/

 

 

雪が積もるような気温の低い場所で発酵できるのが凄いです。

秘訣は、熱々の大豆を素早く、ぶ厚いワラで包み込み、1mの雪穴の中にしっかり
埋め込むことで、安定した温度が保てることで立派な納豆が出来あがるのです。


かまくらを作ったことがある人なら、想像しやすいかもしれません。

雪納豆は、粘り気と歯ごたえのよいのが特徴でとても美味しいようです。

 

 

雪納豆と、雪割納豆との違い

 

名前がとても似ているので、どちらかが、正式名称なのかなとか、思ってしまいがちですが違います。


雪納豆をお手軽に食べたいと思い通販で探しても出てきません。
雪納豆は、買うことは出来ないのです。



ネット通販などで探すと、変りに出てくるのが、こちらも米沢の名産品である雪割納豆です。

 

雪割納豆は、

米沢に伝わる「雪割納豆」は「五斗味噌」が原型で大豆の皮をとって2つに割り、塩と麹菌を混ぜ時間をかけ熟成させたもので、昔は豆二斗、麹二斗、塩一斗と合計五斗の大樽に仕込んだので「五斗なっとう」ともいわれました。

麹菌が豆を発酵させ、たんぱく質を分解し、うまみのある納豆となりました、冬場の保存食なので塩辛いのですが、昔から珍味として人気の郷土の食べものです。


昔の分量ではあまりにしょっぱいということで、塩分を落としてあります。

ひきわりなので見た目は納豆というより味噌のよう。

発酵食品特有の白いチロシンというアミノ酸の結晶体の斑点がでます。

袋から出すとまず納豆のにおいがあり、糸を引きます。
食べると塩分がありますので普通の納豆のように「ごはん」にたくさんかけて・・・は食べられません。

どちらかというと塩辛に近い珍味中の珍味なのです。

引用:http://www.yamagata-bussan.co.jp/

 

となっています。
製造方法が全くちがいますが、こちらの雪割納豆も手間をかけた魅力的な納豆です。


こちらも、一度は無くなってしまったのですが、復活し、通販でも入手することができます。


私は納豆が大好きなので、東北地方にこんなにも伝統的な納豆が有るのだということを知り嬉しくなりました。 

 

 

楽天のおいしそうな雪割納豆の販売店

 

>>雪割納豆箱300g

 

 

まとめ

雪納豆は、遠い昔、貧しい農村で生きていくための知恵として生まれた納豆の作り方なのですが、近代化が進んだ昨今、効率を重視された大量生産化が進み、作り手が減っていき、無くなってしまったのですが、たびたび、スポットが当てられておりテレビ番組などで、紹介されています。

ぜひ、岩手の郷土料理として、ポピュラーなものとして
復活していただきたいところです。